将来が不安なあなたへ!10年、20年後も生き残れる働き方とは?まず読むべき一冊
目まぐるしく変化する現代において、今の働き方で将来生き残れるのだろうか?
不安に思っている方、多いと思います。
かつては自社で得意な商品をとにかく作って、売っていれば儲けることができました。容易に差別化できたからです。
しかし、現代ではあらゆる情報がインターネットを通じて入手できるため、技術がすぐに陳腐化(=コモディティ化)し、差別化が難しくなってしまいました。
その結果、これまでのやり方に固執した企業はコモディティ化し、衰退してしまいました。
家電で世界一を誇った日本企業の急激な衰退は記憶に新しいと思います。
個人でも同じです。今価値のある専門スキルもすぐにコモディティ化し、その価値を失う可能性が高いです。
では、どうすればこれからの時代に生き残れるのか?
今回はその方法が書かれた本をご紹介します。
これからの時代に生き残れる方法を知ったあなたは、将来への不安が無くなり、どんな時代の変化にも対応できるようになるでしょう。
1.オススメの本
1)著書名
僕は君たちに武器を配りたい
瀧本哲史(著)
2)概要
これからの時代がどう変わっていくか、そして、自分の時間と労力、才能を、何につぎ込めばマネタイズできるかを網羅的に説明している。
手元に置いて、何度も読み返したい本。
3)この本から学んだこと
①マネタイズするための働き方は大きく分けて6つ
-1. 商品を運んで売る(トレーダー)
例)小売店
-2. 自分の高い専門スキルで仕事をする(エキスパート)
例)石炭発掘技術の専門家(1950年~1960年は爆発的に儲けていたが、エネルギーの主体が石油に置き換わって急激に衰退した。)
-3. 今ある商品の組み合わせや付加価値をつけて、市場に合わせてカスタマイズする(マーケター)
例)作業服メーカー→丈夫なファッション服
-4. 新しい仕組をつくる(イノベーター)
例)テレビ→ニコニコ動画
-5. 人を導く(リーダー)
例)スティーブ・ジョブズやカルロス・ゴーンなどのカリスマリーダー
-6. 投資家(インベスター)
例)ウォーレン・バフェットなど投資で市場に参加する人
この中で、今の時代はトレーダーとエキスパートはコモディティ化しやすいので注意が必要。
②コモディティ化しないよう意識する
競合、世の中の動きを知るため情報収集を怠らない。自分がコモディティ化していないか気を付けよう。
③マーケター的視点を持つ
今勝負している市場で、自分の技術がコモディティ化してしまっても簡単にはあきらめない。
他の市場で自分の技術を使えないか?と考えるよう。
実例で言うと作業着メーカーの「ワークマン」が丈夫な服を作るノウハウを生かし、「丈夫なファッション服」を作って成功した。
今後も既存の技術を組み合わせて市場に合わせてカスタマイズしていく、マーケター的視点が大切になってくる。
2.まとめ
今回はこれからの時代に生き残る方法が書かれた本をご紹介しました。
この記事では特にマーケターを強調して書きましたが、本の中では6種類全ての働き方でマネタイズする方法が詳しく書かれておりますので是非ご一読下さい。
この本を読んであなたも10年、20年後も稼げる働き方をしましょう!